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次期 OpenPGP (RFC 2440bis)の Rev.22 が出ました。つっても章構成が若干変わったくらいで(Security Considerations の記述が別章になった)ほとんど変更なしですが。
ちょいネタだし,こっちでいいか。
“ietf-openpgp mailing list” で,すずきひろのぶさんが OpenPGP の暗号リストに Camellia 暗号を加えるよう提言されている。そしたらそのスレッドが凄いことに(笑)
後でちゃんと読む。
せっかく OpenPGP のグループにも参加しているので、(本家でも書いたけど)こちらにも書いておこう。
- ハッシュ値から元のデータを推測できない
- ひとつのハッシュ値に対し複数のデータが(実時間で)見つからない
SHA-1 は暗号やセキュリティの世界ではメジャーで標準的なアルゴリズムなのですが NSA が開発したということでいまいち評判が良くありません(NSA というのはアメリカの諜報機関のひとつで、あの悪名高き世界規模の盗聴システム「エシュロン」を開発・運営していると言われています。それゆえに SHA-1 も「なんか裏口があるんじゃねーの」と疑われているわけです。まぁ今のところ「裏口」のようなものは発見されてないのですが)。その上に今回の脆弱性暴露があったため「ハッシュ関数もオープンな場で標準を決めようよ」という話になり今回のコンテスト開催となったのです。
実はこのコンテストには前例があります。かつて NIST (National Institute of Standards and Technology; アメリカ標準技術局)は時代遅れになった標準暗号アルゴリズム DES (Data Encryption Standard, 実はこの暗号の開発にも NSA が絡んでいます)に代わるものを探していて、その方法として全世界に呼びかけてコンテストを行いました。最終的に Daemen と Rijmen が提案した Rijndael という暗号が採用され、現在 AES (Advanced Encryption Standard)という名で標準となっています。この成功を受け、今回も同じようにコンテストを開こうというわけです。
新しいハッシュ関数は2012年を目処に標準に組み込まれるそうです。どうなりますやら。楽しみです。